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2017/06/08

(17-06.08.)(木);自民・二階氏、豊洲問題先送りにボロクソ

(17-06.08.)(木);自民・二階氏、豊洲問題先送りにボロクソ

<ついに堪忍袋の緒が切れた!小池氏「総攻撃」開始>
 自民党の二階俊博幹事長が、かつての同志である小池百合子都知事を痛烈に批判した。築地市場から豊洲新市場への移転を先送りし、100億円近くまで移転延期経費が膨らんでいる現状などを踏まえて、リーダーとしての責任に切り込んだのだ。東京都議選(7月2日投開票)で、自民党と、小池氏率いる地域政党「都民ファーストの会」は真正面から激突するが、事実上、「総攻撃開始」の指令を下した。

 「『いい加減に早く決めろ』という声が起きている。これに(小池氏が)どうお応えになるかだ」「あっちの選挙、こっちの選挙と構っている場合じゃない。知事としての最大の仕事はこれではないか」 二階氏は2日、TBSの番組収録で、小池氏が豊洲新市場への移転問題の結論を先送りにしていることについて、こう語った。「都知事として、すべき仕事をしていない」という、極めて厳しい指摘といえる。

 加えて、小池氏が都民ファーストの会の決起大会と代表就任(1日)に合わせて、自民党に離党届を提出したことについても、「初めから腹を決め、東京都民に一番アピールできる時期を狙って考えていたのだろう。何も驚いていない。目立つことだったら何でもなさる」といい、抜け目がない「小池劇場」を突き放した。

 二階氏と小池氏といえば、新進党や保守党で同じ釜の飯を食べた旧知の仲である。自民党の推薦候補が小池氏に敗れた昨年夏の都知事選直後も、二階氏は「撃ち方やめだ」と宣言し、宥和路線を演出した。 小泉純一郎元首相を囲んで4月中旬、東京・赤坂の料亭で、山崎拓元副総裁や、武部勤元幹事長らと会食した際も、二階氏は2020年東京五輪・パラリンピックを見据えた国と都の協力態勢について、小池氏に語りかけたとされる。

 ところが、メディア戦略などの空中戦に強い小池氏は、都民ファーストの候補者の応援演説などで「『忖度(そんたく)政治』を象徴しているのは自民党都連であり、都議会であることを忘れないでください」などと、いわゆる「加計学園」問題に関連付けて、自民党批判を展開した。

 二階氏も、ついに堪忍袋の緒が切れたようだ。
 テレビの番組収録で、豊洲新市場への移転先送りをアピールしたのは、「小池氏=決められない知事」「混乱の女王」というイメージを広める作戦といえる。 安倍晋三首相(自民党総裁)も2日、「自民党vs小池新党」の覚悟を決めた。官邸で党都連会長の下村博文幹事長代行と面会し、「(小池氏の離党は)やむを得ないことだ」「(都議選の)構図がはっきりした。しっかり戦おう」と語ったという。
(えびなたろう)

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