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2016/09/13

13-小池知事、豊洲「盛り土」問題で都庁粛正へ

13-小池知事、豊洲「盛り土」問題で都庁粛正へ        (2016-.09.13.)

<職員の事情聴取、幹部の更迭も>
 東京都の小池百合子知事が、都の「虚偽」説明を発見し、綱紀粛正に着手した。都はこれまで、築地市場(中央区)の移転先である豊洲新市場(江東区)で、土壌汚染対策として「盛り土」を行ったと説明してきたが、一部で実施されていなかったのだ。都民の不信は急速に高まっており、小池氏は「幹部職員の更迭」など人事の刷新に踏み切る構えだ。

 「従来、都が説明してきたことと異なることが判明した。私も驚いた」「都のホームページに、ずっとそのまま訂正せずに載せていた。大変、大きな瑕疵(かし)があった」「土壌汚染対策にすでに858億円投じた。これは都民のお金だ。『一体何なんだ!』という声も聞かれる」

 小池氏は12日午前、都庁に4人の副知事や幹部職員らを緊急招集し、都が「豊洲新市場の主な建物で盛り土をした」と、「虚偽」説明してきたことを厳しく注意した。豊洲新市場では、土壌から発がん性物質などが検出されていた。都は専門家の提言を踏まえ、汚染土壌の土を2メートル入れ替え、その上に「きれいな土」を2・5メートル盛ることになっていた。

 ところが、地下に配管などを行うため、都が独断で一部施設の地下で盛り土を行わず、空洞としていたのだ。一部施設といっても、「水産卸売場棟」(床面積約5万4000平方メートル)など主要施設の地下での未実施が目立ち、新市場全体の約3分の1で盛り土は行われていなかった。

 小池氏が問題視しているのは、豊洲新市場の安全性に加えて、都が事実と異なる説明を業者や都民に続けてきた点だ。幹部を前にして小池氏は語気を強め、「『いつ、どこで、誰が、何を決めたのか』を明確にする必然性がある。都政にとっても重大な局面であり、緊張感、スピード感、責任感をもってあたってほしい」と語った。

 さらに、小池氏は「築地市場の豊洲新市場への移転延期で『毎日700万円の維持費がかかる』」と報じられていることについて、「(根拠が明確でない)700万円がひとり歩きしていることを不満に思っている」と幹部らにクギを刺した。

 小池氏は9月1日の都政改革本部初会合で、自身について「GHQ(連合国軍総司令部)ではない」と語っていたが、「A級戦犯」の追及は厳しく行う。都政事情通は「小池知事の誕生で、都庁の構造が変わりつつある。当然、問題行為が発覚すれば幹部職員の更迭は確実だ」と語っている。
(えびなたろう)

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