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2016/07/30

30-出る選挙を間違えた鳥越氏と、地味な増田氏

30-出る選挙を間違えた鳥越氏と、地味な増田氏         (2016-07.30.)

北海道民の私にとって、本来、東京都知事選は関係のない選挙なのかもしれない。だが、東京はわが国の首都であり、世界に誇る大都市である重要なのは間違いない。それにしても、舛添要一前都知事が「政治とカネ」の問題で辞意を表明し、唐突な選挙になった。21人もの立候補者がいるが、多くが大した準備もできぬまま選挙戦に突入したことだろう。

今回は一定の知名度、基礎票、政党の支持を受ける3人が「有力3候補」と呼ばれている。すなわち、小池百合子元防衛相、増田寛也元総務相、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏だ。
自民党もゴタゴタで、小池氏と増田氏の分裂選挙となってしまった。こうなれば有利になるのは民進党や共産党など野党4党が推す鳥越氏になるはずなのだが、はっきり言って、この方に都政は任せられない。週刊文春の報道もあり、野党4党も「とんでもない、神輿(みこし)を担いでしまった」と後悔しているのではないか。

鳥越氏の最大の問題は、都政について深く語らないという点だ。それもそうだろう。ギリギリでの出馬表明で、練り上げた政策はない。当初、掲げたのは「がん検診100%」と、トンチンカンなものだ。街頭に出て都民に語るのは「平和・憲法・脱原発」など、都政とは無縁のことばかり。出る選挙を間違ったとしか思えない。
街頭演説の回数も、他の有力候補に比べて圧倒的に少ない。巣鴨では20分聴衆を待たせた揚げ句、演説が40秒で終わりという伝説も残した。当然、都政については語っていない。体力面も心配される。

6年前の時点で、自ら「おれは完全にボケだ」と告白している動画も発掘された。それによると、買って観ていることを忘れて同じDVDを何度も買ってしまうのだとか。内容も覚えていないから、また楽しめるなどと発言している。果たして、それで都政を任せられるのだろうか。

当初は、自民、公明両党の推薦を受けた増田氏が有利との見方もあったが、選挙戦も終盤を迎え、小池氏が有利との報道もある。自民党都連が「(親族を含めて)非推薦候補を応援すれば除名対象」という、通達を出していたことも反発を買っている要因だろう。これも小池氏に有利に働いている。増田氏はやはり地味な印象が否めない。小池氏は問題も指摘されるが、「初の女性都知事誕生」となれば、五輪を迎える東京としては新鮮な感じがある。しっかりと話せる人だし、街頭演説を聞くと支援してくれない自民党への恨み節こそあれ、都政について語っている。

やはり都知事なのだから、都政をどうするかを最優先で語らなければならない。それが、しっかりできる候補に投票してほしいところだ。(夕刊フジより)
(えびなたろう)

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