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2016/07/29

29-南シナ海仲裁で敗北の中国、日本批判

29-南シナ海仲裁で敗北の中国、日本批判        (2016-07.29.)

<国内世論意識か王毅外相も必死>
【北京=西見由章】オランダ・ハーグの仲裁裁判所が中国の主権を否定した南シナ海問題をめぐり、中国政府やメディアによる日本への批判が突出している。

問題への介入を非難する中国自身が、国内世論向けに“敵役”として日本を利用している面がありそうだ。

中国外務省によると、ラオスでの一連の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議の日程を終えた王毅外相は26日、「一部に事態をかき乱そうとする者もいたが、中国とASEAN加盟国の協力で対話と協力の基調を維持した」と中国メディアに語り、日本などを牽(けん)制(せい)した。

同日開かれた東アジアサミット(EAS)外相会議では、「いずれ裁定の背後にある『政治操作』が明らかになる」と主張。日米豪が裁定順守を求めた共同声明に対しても「平和の擁護者か事態をかき乱す者か、テストされているのはあなた方だ」と反論した。

王氏は岸田文雄外相との会談でも「これ以上介入を続ければ、別の意図があると証明することになる」などと、ケリー米国務長官との会談と比べても、ひときわ高圧的な態度をみせた。

官製メディアも仲裁裁の黒幕として日本を非難。仲裁人(判事に相当)を任命した国際海洋法裁判所の柳井俊二所長(当時)について、「日本の右翼だ」とまで主張している。中国側がことさら日本の介入を持ち出す背景として、国内事情が関係しているとみる向きもある。

共産党関係者は裁定について「大国であるはずの中国が、フィリピンに敗北したのは国民に対してメンツを失いかねない事態だ」と指摘。
「フィリピンの背後で日米が結託して中国を陥れようとしているとの構図が必要だった」と解説した。
(えびなたろう)

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